#村上春樹で語る育児(2019/08/30 18:00)
— Rommyˎ₍•ʚ•₎ˏ (@rommy_0v0) August 30, 2019
#村上春樹で語る育児 皆さまの文章が秀逸すぎだなぁと思いました。それと共に、日々育児に奮闘する保護者の方々の姿が目に浮かびました。大変なことを笑いに昇華できるってすごいことだなぁ。
— にゃん子☆🍌 (@nyannko18) August 30, 2019
「そうね、たしかに子どもたちはあなたとお風呂に入るのを嫌がるかもしれない。でもね、よく聞いて」
私は彼とテレビの間に割り込んで、彼の目を見つめた。
「洗い物は、あなたを嫌がらないわ」
沈黙の後、彼は必死に子供たちをお風呂に誘った。
#村上春樹で語る育児— ひー (@k_koko_h) August 29, 2019
「それで」妻は言った。「どうして貴方は寝かしつけもせずに際限無くあの子と歌っていたのかしら」「それは見解の相違さ」僕は控えめに言葉を紡いだ。彼女にとってこれはすでに弾劾裁判なのだ。「僕だって知らなかったよ。夕食後に一緒に歌を歌うだけで興奮して眠らないなんて」
#村上春樹で語る育児— 月光ほろほろ (@horohoro_g) August 29, 2019
彼女は柔らかな敷物の上で裸足になり、くるりくるりと廻った。何度も何度も廻った。
「目が回らないの」
私は彼女に問う。彼女の細い髪がふわりと舞って私の視界をけぶらせる。
「廻っているのは世界なの」
そんな笑顔を私に向けながら彼女は机に体をぶつけて泣いた。
#村上春樹で語る育児— 小宮ふみ@1y + 31w妊娠糖尿切迫入院 (@komihumi) August 28, 2019
#村上春樹で語る育児
タグ面白くてずっと笑ってるwww
まだ育児したことないし、村上春樹さんの作品読んだことないけど笑ってしまうwww
みんな文才がすごいなぁ pic.twitter.com/1NH7xGSQ0u— ずんだもち (@Matuno_128) August 29, 2019
もう、この台詞を言うのは何度目だろう。聞き入れてもらったことなどないというのに。
「明日の準備、終わったの?」
彼、もしくは彼女の耳は、その台詞をまるで葉っぱの上の水滴のように転がして音符にし、そして今夜も踊るのだ。
— もてぃこ (@mochin22) August 28, 2019
「大きいのが、欲しいの。」
彼女は目を潤ませながら彼にせがんだ。
「でも、君の中にはこれは入らない。やめておいた方がいい」それに激しく抵抗する彼女に、彼は為す術を持たないし、持てそうもない。
でも彼は知っていた。
このとうもろこしを彼女は食べきれないことを。#村上春樹で語る育児— ねこはらさん (@sub_bibliomania) August 30, 2019
「私、今なら飛べる気がするの」
それは脱衣と入浴の刹那に起こった
彼女は一糸纏わず駆け出した
やれやれ僕は一つため息をつく
僕にはこうなった彼女を止める術は無い「なんて素敵な気分かしら。溜め込んだすべてをここに置いていくわ」
彼女の足元には黄金の湖ができていた#村上春樹で語る育児
— めがね旦那@小学校教諭(育休) (@megane654321) August 30, 2019
「嫌なの。」
結局のところ、彼女は僕の話を聞くつもりはなかった。いつから彼女はこうなってしまったのだろうか?僕は溜息をつき、黙って追いかけた。
「今日は長靴にするって決めていたの。」
外は晴れていたが、彼女にとってそれはどうでもいいことのようだった。#村上春樹で語る育児— しぐま (@kasunuma344) August 29, 2019
完璧な育児などといったものは存在しない
完璧なこどもが存在しないようにね
僕は物心というものがついた時からそれを意識として身につけ、またそれを実行に移していた
それはまるで交響曲を耳元で奏でられるのと同じ位心に強く刻み込まれている考えであり、
だからこそ僕#村上春樹で語る育児— ヨーグル (@redsnowman777) August 30, 2019
「何度でも繰り返すのよ私達」
ベッドの上で彼女は僕を見上げた。
「何度でも?」
「そう何度でも。私が満足するまで貴方は続けるべきだわ」
「君はいつ満足するんだい?」
「さぁ?私にもわからないの」
僕はやれやれと絵本を開く。
カラスのパン屋さん、今夜八回目の開店だ。#村上春樹で語る育児— つなまよら (@tunamayora) August 29, 2019
「米を、蒔かれた事がある?」微笑んで彼女は言った。
「おい待ってくれ米は水田だろ」
「馬鹿ね何にもわかってない」
くたびれたTシャツ、ひっつめ髪の君は遠い目で言う。
「蒔くんだね。米を」
「あなたそれ倒置法ね、いいのそれでも米は蒔かれる、今も」
涙が溢れていた。 #村上春樹で語る育児— 🍧Chloe🐠 (@tomocola1) August 30, 2019
ご飯もパンも、お茶ですらも嫌だと君がいう。
仕方なく僕はミキサーを取り出しそれらすべてを一つのドロドロとした何かにした。
そして泣きわめく君を抱えると鼻をそっと詰まんで口の中に流し込んだ。
そして保育園にいって保育士とセックスした。#村上春樹で語る育児https://t.co/conhdLPOTo
— 知らんけど。 (@shirankedo_nol) August 30, 2019
「ああまた」彼女の口元をみると、赤と緑のドロドロが付いてる。私は布巾で彼女の口をそっと拭いて、彼女にゆっくりスプーンを握らせる。「あ〜」
意思疎通はできない、しかしは感情は伝わる。この繰り返しで私の人生30分は綺麗に使われてしまう。
幸せとはー謙信である
#村上春樹で語る育児— トーマト (@tometo77945206) August 30, 2019
#村上春樹で語る育児
「外に出たくないの。だって濡れてしまうでしょう。」彼女は笑う。僕にはわからない。雨は上がり、地面には水溜まりのひとつもできていない。そう説明するが彼女は真新しい黄色の長靴を履いて笑う。「くつの裏が濡れてしまうでしょう。」
僕は全てを諦めて彼女を抱き上げた。— つむぎ (@tumugiguruma) August 29, 2019
「好むと好まざるとに関わらず、それはすでに決まっていたことなのよ」
「こう考えましょう。
もっと・酷いことだって・起こり得たの」「わたしあなたの抱っこが好きよ」
そう目で語る彼女を僕は抱き起こした。
やれやれ、彼女はおねしょした。#村上春樹で語る育児
— 青草 (@souta378) August 30, 2019
帰り道が大雨でたいへんだけど、#村上春樹で語る育児 読んで爆笑している
— tora (@torajiro_m) August 30, 2019
#村上春樹で語る育児 というタグが楽しくてじっくり読んでしまう – Togetter https://t.co/cVKoDYbQLy
— ぴぃきち (@laviealan) August 30, 2019
僕が見た時、腕の中の赤子は寝ていた。正確には寝ているように見えた。最初から寝ていなかったという人もいる。ただ、瞼は閉ざされ、力の抜けた体からは規則的な鼓動と寝息が漏れていた。「いける」僕は頷いた。「布団におろせる」 腕を離す瞬間、赤子と目が合ったのが分かった。#村上春樹で語る育児
— くじらわ (@kujirawa) August 29, 2019
僕はその青く染まるサインを見つめたのち、手を差し伸べる。
「やれやれ、今日も大量だ」静かにテープを止め、彼に問う。
「さぁ、まっさらな新しい世界はどうだい」
その瞬間、彼は満足げに僕を一瞥した。
「ぶりぶりぶりっ」
背中まで伝う、茶色い何か。僕はそっと目を閉じた#村上春樹で語る育児— もゆ@1m♂ (@moyu030) August 29, 2019
#村上春樹で語る育児 流行ってますね〜!僕も今ハマってます。内容は、育児あるあるなのですが、村上春樹の文体で語られてて、めちゃめちゃ面白い!子持ちの方たち必見!しかし、みんな、凄いなあ〜、ハルキストの方たちかどうかわかりませんが、皆、天才的な文章力だ! https://t.co/YLtT1Mcxae
— 蘭丸 (@ranmaru9999) August 30, 2019
おもしろい
姪っこの赤ちゃんの時を思い出すやれやれ。
— くしお (@chobimikehiyo) August 30, 2019
「これはとても個人的な話なんだけど」
ファミリー・レストランのテーブル席で彼は言った。
「そろそろ彼をあの台に連れて行ったほうがいいんじゃないかな」
あの台というのは、ふだん壁に向けて折り畳まれている、ぶっきらぼうなおむつ替え台のことだ。#村上春樹で語る育児— たかざと @8M 保育園 (@takazato3) August 28, 2019
「ママがいい」
やれやれ、また始めからだ。
いいかい、何度も説明したけど、ママがいない、これは決まっていることなんだよ。
だから今こうして、チケットも、ポップコーンまで買ってしまった。
「ママと見る」
僕たちの繰り返される会話を、もぎりのお姉さんがジッと見ていた。#村上春樹で語る育児— 浅野暢晴 (@asanonobuharu) August 29, 2019
やれやれ、孫が粗相した。
#村上春樹で語る育児— 偽電気H-hiB (@4han_ko_yomm) August 30, 2019
#村上春樹で語る育児
このタグ面白いwww
春樹さんはむかーし読んだきりだけど面白いw— めがね1号 (@megane1gou) August 30, 2019
端正な顔立ちをした男は
この世界とはまるでかけ離れた色彩あふれる場所に立っていた。男はこちらを見ながら
完璧に鍛えられた上腕二頭筋を
見せつけるかのように腕上げ
それから一呼吸おくとこう言った「体操いくよ」#村上春樹で語る育児
— あーちゃん('-' 鮭)з〜 (@aachan_salmon) August 29, 2019
「つまりさ」身を乗り出して僕は言った。
「母乳は白いけど元は血液なんだ。血液を2時間おきに抽出され、しかも乳首も痛い。それなのに君は、いとも気軽に、そろそろおっぱいあげた方がいいんじゃない?と言うんだね」
最後の方はほとんど悲鳴に近かった。#村上春樹で語る育児— 妙齢のおかん (@myourei_no_okan) August 29, 2019
「ねぇ軍手はある?子ども用のやつさ」彼はさもそれがあって当たり前のもののように言った。
おおよそ朝に似つかわしくないその問いかけに、女は少し驚いたようだったが、男の無邪気な問いかけに諦めたような顔をしながら「で?いつ使うの」と応じる。「今日だよ」彼は言った#村上春樹で語る育児
— 蜜柑 (@mika_413) August 29, 2019
#村上春樹で語る育児
「海を見たいの」
僕の100%の彼女は手にしているミルクが理想のホットミルクなのか確かめながら呟く
「いいね、いつ見る?」
僕は頭の中の手帳を捲った
「今よ」
そう言うと彼女は、ホットミルクで床の上に海を創る。それが幼児世界の決まりきったルールだとでも言うかのように— yshr (@wgjopl) August 30, 2019
— えま (@0629_emma) August 30, 2019
「眠いの」
彼女は不機嫌そうに言った。
「見ればわかるさ。眠ければ、寝ればいいと思うよ。きみのお気に入りの枕だって、熱くなった足を冷やす保冷剤だってある」
そう返すぼくに、あなたはまるでわかっていない、と言わんばかりの悲しそうな目をして繰り返した。
「眠いの」— 山田 剛也@山田治療院 (@yamadatakaya) August 29, 2019
#村上春樹で語る育児
彼女に何か言われるたび、僕は面倒臭そうにこう呟いた。
「やれやれだぜ。」
何故だかさっぱりわからないが、クールとはそういうものだと信じきっていたのだ。「あなたは思い違いをしているわ。」
「それはクールでも村上春樹でもないのよ、分かる?」
「ジョジョよ。」— キャラメルマキアート🕷🕸 (@mojosuke0204) August 28, 2019
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